▽第25回東京網走会が開催されました!
さる10月14日(木)第25回東京網走会が開催されました。今年は、異常に台風が多くつい数日前にも東日本にとって最大級の台風に襲われたばかりで、天候が気遣われましたが、当日はまぁ問題のないお天気でした。
東京網走会は名古屋から駆けつけた、このHPも担当して頂いている高橋和憲さんの司会で始まりました。まず、志村会長から東京網走会も25周年を迎えるにあたり、歴代の会長、役員の功績に感謝され、昨年の決算、役員の選任、今年の予算等について説明し会員の皆さんの承認を頂きました。更に、今年は25周年を記念して、東京網走会会員に寄付を募り、網走市立図書館に蔵書を寄付する事を提案し、これも承認されました。
志村会長の挨拶後、早速、図書館への総額55万円相当の書籍贈呈の目録を、会長から大場市長にお渡しし、大場市長からは感謝状が会長に贈られました。次いで、来賓の紹介があり、来賓を代表して大場網走市長の祝辞がありました。
市長によると、まず、網走市は、今冬、史上最大の大雪に見舞われた事、夏には関東も真夏日が史上最高の暑い夏でしたが、網走も大変暑い夏であった事、更に、網走には珍しく強い台風にも襲われたと言うことで、総じて異常な気候であったと言うことでした。しかし、農業はおおむね昨年を上回る豊作に成りそうな事、また、漁業も好調に推移している事を報告されましたが、もう一つの柱の観光が、沖縄と韓国に押され、北海道全体が低調であると言う事でした。また、ご苦労の多い財政問題も、三位一体改革とも関連し、これからも難題が続くという事でした。
更に、例年取材をかねて出席されていた、網走新聞社の佐藤社長が火災事故により、7月に亡くなり、網走新聞も廃刊になったと言う事でした。いつも、笑顔でいろんな人と話し、写真を撮り、贈っていただいた人も多く、網走と東京網走会をつなぐ役割を果たして頂いていたので、残念な思いを持たれた方も多かったのではないかと思います。
さて、例年、挨拶が終わった所で懇親会になる訳ですが、今年はお酒が入る前に、網走出身で東京芸大在籍の岩原敏美さん他3人のフルートのグループ「フルーツ・パフェ」により、クルミ割り人形、サウンドオブミュージック等親しみやすい曲を5曲ほど演奏して頂きました。美しい演奏者に素晴らしくきれいな音色のフルート演奏に皆さん聞き惚れました。25周年ならではの特別な催しでした。
ここで、「驚天動地の武部 勤」で一躍有名になった、武部自民党幹事長が忙しい国会開催中に、会議の合間を縫って訪れ、挨拶と母を思う歌を披露して、嵐のごとく次の会場に向かわれました。現下の難しい政治情勢下、ご健闘を祈る所であります。
総会も終わり、第二部懇親会は伊勢谷宣仁さんの司会で始まりました。まず、宮川市議会議長の挨拶と乾杯の音頭で、待ちに待ったお料理とお酒となりました。今年は網走からチャンチャン焼きもとり寄せ、お料理にも特色があったのではないかと思います。第二部のメインアトラクションとしては、盲目の津軽三味線の全日本チャンピオン「踊 正太郎」さんの迫力有る、津軽三味線が披露されました。
アトラクションが終わった所で、恒例のオークションが中西仁史さんの司会で始まりました。中西さんご自身が香港で買ってこられた、絹織物のランチョンマットから始まり、佐々木沙於吏さんの陶板、諸留洋子さんの書、長谷川誠さんの絵画がそれぞれ激しく?競られました。例年、出品を頂いている皆さんには厚くお礼を申し上げます。今年は、この売り上げは網走市立図書館への寄付となるそうです。
最後に待ちに待った抽選会が行われました。今年は、全員に網走の海産物(カニ、いくら等)があたり、更に網走市長賞、東京網走会長賞等の特別賞が当たりました。歓喜とため息が交錯する中、今年の東京網走会も終わりました。帰りには、恒例のカレンダーとカボチャやらジャガイモ等を重い重いと言いながら持ち帰られました。今頃は重かったけど、やはり網走のカボチャは美味しいな〜お父さん来年も貰ってきて!とか言われているご家庭もあるのでは?
今年から事務局が水野事務局長、有南副事務局長の若手となり斬新な試みが多く見られました。今年は参加者が期待より少し少なかったのが残念ですが、これからも色々な試みをして、東京網走会の活性化に向けて皆さんで協力していきたいと思います。来年も是非誘い合わせてご参加下さい!
(文責 副会長 得田 皓則)