第27回東京網走会が開催されました!

 さる平成18106日(金)に例年のごとく新宿の京王プラザホテルにて第27回東京網走会が開催されました。今年は折悪しく台風並みの大雨と強風と言う悪天候になりました。この10年にこれほどの悪天候に当たったことはありませんでした。参加者は残念ながら悪天候のせいもあってか例年に比べ230人ほど少なかったようです。しかし、会合は例年のように盛り上がりました。
 今年の東京網走会はいつもの南館ではなく本館のコンポードボールルームで開催されました。先ず志村会長の開会の挨拶があり併せて平成17年度の会計報告を行い会員の方の了解をもらい総会が始まりました。
  次いで、来賓の紹介があり、来賓を代表して大場網走市長の挨拶がありました。市長からは網走市の概要の説明がありました。農業は春先の低温から一転して夏の暑さに恵まれて5年連続の豊作に恵まれたこと。水産はホタテと鱒はやや苦戦であったが、秋鮭が好調で市価も高く全体としてみると良好であること。観光は知床の世界遺産登録に加え濤仏湖がラムサール条約の適用を受けて期待されたのであるが、昨年に比べて伸びが鈍化しており、気になるところである。しかし、海外からの観光は大幅に増えており、更に中国にも直行便を働きかけ、一便飛びました。これは道内では初の快挙である。更に今後、行財政改革を進めて東京の皆さんに心配をかけることの無いように頑張りたい。というような話がありましたが、参加者の皆さんは故郷の近況に熱心に耳を傾けておりました。また、網走市長選が11月にあるそうですが、前段の志村会長の挨拶では、大場市長の3選が有力だと言う話が披露されていました。
  志村網走会会長       大場網走市長        山口厚木市長
  次に、網走と友好都市である山口厚木市長から挨拶がありました。厚木と網走が東京農業大学を共にするところから農大が縁結びであったことや、昨年友好都市になって以来、厚木から100人からの子供たちが毎年網走を訪れ、農業の体験等をしているとの話がありました。ちなみに大場市長によると網走との友好都市はカナダのポートアルバーニ、山形の天童市、厚木市、沖縄の糸満市だそうです。
挨拶が終わったところで、宮川網走市議会議長の音頭により乾杯して懇親会が始まりました。乾杯のあとは懐かしい人たちとそれぞれ懇談に会食にとしばし時間を過ごしました。懇談も半ば、幹事の山口さんが所属する女性合唱団「ヴォーチェ星陵」による合唱が披露されました。盛り上がったところで最後は「知床旅情」を全員で合唱し合唱は楽しく終わりました。
次いで、今年からの試みとして新役員が紹介されました。
  いよいよ最後にお楽しみ抽選会が行われ、カニやいくら等の網走の海産物が全員にあたり、更に寄贈された商品が特別賞として抽選されましたが、今年はAirDoから女満別の往復航空券が提供されました。幹事の佐々木さんがあたり大喝采を受けました。
昨年から始めた欠席者へのハガキ抽選会があり当たった15名の人には別途海産物が送られます。
 楽しく過ごした東京網走会も林前会長の音頭で締めを行い、来年の再会を期してお開きとなりました。お開きのあと、恒例の網走のカレンダーに懐かしいカボチャやジャガイモなどを貰い大雨が気になりながらも懐かしく重いお土産を持って家路に着きました。
来年も皆さん元気でお会いしましょう!
(文責 東京網走会副会長 得田 皓則)