▽第33回東京網走会が開催されました!

10月16日(火)、新宿の京王プラザホテルで第33回東京網走会が開催されました。今年は穏やかな秋晴れのもと、来賓の方を含め128名の参加者が集いました。


下谷幹事の司会で大西事務局長の開会宣言から総会が始まりました。


第33回東京網走会総会の開催にあたり水野会長から挨拶がありました。

例年、参加者の減少が続く中、今回は東京網走会に100名を超える出席者があり、初参加者が20名、久しぶりに出席された方も多く、たいへん心強いと感謝の意を表しました。
また、昨年の東日本大震災の義援金として、東京網走会の震災オークションで約12万円の協力を得て赤十字社に寄付したことを紹介しました。
今回から少し趣向が変わったことなど東京網走会について紹介。
ふるさとを離れてもサポーターとして役に立ちたいと、故郷への想いを熱く語りました。

伊勢谷会計監査からは平成23年度会計決算、新年度予算の報告があり、全員の拍手で承認されました。

司会の下谷さんより来賓の紹介があり、網走から水谷洋一市長を始め市議会議長及び市議会議員、商工会議所副会頭、その他各地のふるさと会代表を含め総勢22名の来賓紹介がありました。

東京網走会名誉会長の水谷網走市長から来賓を代表して挨拶があり、「おばんでございます」と、久しぶりに聞くなつかしいあいさつから話しが始まりました。

今年は猛暑が続き、気候が1ヶ月ずれてるような状況で農漁村に影響があったことを紹介。「小麦が一反15俵とれて例年の2?3割増収」、「海水の温度が上がる異常な中、秋アジが昨年より2割増の模様」、「ぶりが大漁に獲れていることや紋別ではジンベイザメが出没し、釧路ではマンボウが出没している」など網走の近況を紹介。再生可能エネルギーのメガソーラー発電を三井物産が取り組み、1年間の民間投資が55億円になるなど網走の未来に明るい兆しを感じさせると、挨拶がありました。

工藤英治市議会議長から、議員、商工会議所、近隣ふるさと会のメンバーが来賓として招待されたことへのお礼と共に、東京網走会が網走の良きアドバイザーとして網走をPRしていただくよう期待するとのお話があり、市議会としては網走市民が安心して暮らせるよう尽力すると、決意が述べられました。


新幹事紹介があり、井田誠一さん、松原美里さんが就任挨拶されました。
井田さんは、目黒で介護の会社を経営されていることが紹介され、松原さんは、独自に「LOVEあばしり語り合う会」を主催し、網走を愛する人の集いの場を企画運営していることを話されました。
松原さんは30代とのことで幹事の中で最も若い幹事となりました。


大西事務局長の閉会挨拶で総会は終了し、例年通り、伊勢谷さんの司会で懇親会が始まりました。

最初に山田市議会副議長の音頭で乾杯をして懇親会のスタート。


ご来賓の挨拶として、北海道東京事務所副所長の生駒さんよりお話がありました。


網走市水産港湾部水産漁港課魚政係の本間さんより網走の商品紹介がありました。

網走から水産加工品の紹介パンフレットを東京網走会会員の方を中心に1200名様の方へ送ったところ、200名様の商品取り寄せ依頼があったとの喜びの声を語っていました。「釣りキンキ」など東京ではなかなか食せない商品を紹介。

それを、後ほど抽選でプレゼントすると報告し、会場の皆さんは大喜びでした。

新企画コーナーとして網走出身のアーティストを紹介。


歌手の坂東一泰さん、


シャンソン歌手の松宮一葉さん、


琴奏者の木田敦子さん、


ギタリストの高島政晴さん、


浅草芸者の坂東叙子さんの挨拶がありました。


近藤網走市議会議員より菊池慶一さん著書「あばしりものがたり・埋もれた歴史をひろう」(一冊1,100円)の本を紹介。

帽子岩はなぜ帽子岩と呼ばれるようになったかなど、網走の歴史を面白おかしく書いていて是非読みたくなる本とのこと。

司会を中西さんに交代して網走出身の芸術家・日本画家の長谷川誠さんと書家の諸留洋子さんを紹介しました。出席していませんがテキスタイルデザイナーの高橋典照さんの紹介もありました。

 
さまざまな方のご紹介やお話が進む中、バイキング形式の食事や

いつもより多く用意したお酒を飲みながら、

懐かしい同級生、或いは知り合いと


更に網走から来た市長以下の皆さんと


和気あいあい楽しく懇談を続けました。


今回、初めて来られた中には21歳の男子大学生がお母様といらした方がおり、始めは緊張していましたが皆さんに良くしていただき来年も参加したいとのお話。嬉しい限りです。

懇親会も盛り上がる中、司会を新幹事の松原さんに交代。


網走出身で女優の瀬川ももえさんが10月27日(土)に網走で開催される「ふるさとアーティストフェスティバル」を紹介。

今回は、第0回(プレ)とのことで、網走にゆかりのあるアーティストがダンス、音楽、パフォーマンスを繰り広げる芸術祭とのこと。瀬川ももえさんが司会をつとめ、瀬川ももえさんの兄の瀬川えいたさんが「伝動詩人」として参加されるとのことです。

「ふるさとアーティストフェスティバル」が毎年開催され、網走が活気づくことを期待します。

抽選会の商品紹介があり、市長賞としてオホーツクのいくら醤油漬け・オホーツク大地セット・「あばしりものがたり・埋もれた歴史を披露」菊池慶一著。

水野会長賞として北都オホーツクグルメセットと特別賞でオホーツクの硝子「流氷硝子館作」。サッポロビール賞として北海道プレミアムの缶ビール。

小田島幹事からこ豆賞としてコーヒーセット、テキスタイルデザイナーの高橋典照さん(ルピナスデザイン研究所)からストールの提供。

網走水産加工振興会賞としてしじみ賞、網走振興会賞(オホーツク水産加工品セット)を提供いただいたことを紹介されました。


お楽しみ抽選会が、例年通り小田島さんの司会で始まりました。

今回は、全員に当たる郷土のお土産(A. 毛がに2尾入り、B. わかさぎの佃煮500g、C.しじみ汁〈7食入〉2袋、D.いくら醤油漬け〈瓶入り〉3本)の抽選がありました。

会費の領収書の番号が当たる抽選会で、特別提供された賞品について抽選が行われました。大当たりがでるたびに、歓声やため息が入り混じり、当たった人も当たらなかった人もワクワク、ドキドキのひと時を過ごしました。網走振興会賞が一番に欲しかったと、残念がる声も聞こえてました。

閉会の辞は、有南副会長が関東一本締めで締めくくり、第33回東京網走会は無事に閉幕しました。


恒例の網走カレンダーに、水谷市長からの「網走の天然水」、網走タイムズなど、お土産をたくさん携えて、また来年の再会を誓い合ってお開きになりました。


今回の総会は、若い方の参加もちらほら見えてこれからの東京網走会が楽しみです。


次回も新たな参加者が増える東京網走会総会・懇親会にしたいものです。




来年も盛大に開催しましょう。


今回は大西事務局長、清水副事務局長以下新任の幹事の方を含め、各役員がそれぞれの持ち場で奮闘され、無事終了することができました。役員の皆様、お疲れ様でした。
文責: 幹事  働々 敏明)
(写真: 副事務局長 清水 英雄)

(編集: HP担当網走通信員 高橋和憲)