37回東京網走会開催!

 

 1012日(水)、新宿の京王プラザホテル南館4階・錦の間で第37回東京網走会総会・懇親会が開催されました。今年は穏やかな秋空の中、来賓の方を含め約120名の参加者が集い、無事開催することができました。
会場内には網走のエコーホール&アトリウムロビーで開催された「第2回ふるさとアーティストフェスティバル」のポスターや網走市水産港湾部水産漁港課による網走の水産物、特産品などが展示されました。


 

 ▽下谷幹事の司会で開会宣言があり、総会が始まりました。

 

最初に第37回東京網走会総会の開催にあたり水野会長からの挨拶がありました。北海道を襲った台風に触れ、集中豪雨により網走近隣でタマネギなどの被害に心が痛むとの話があり、災害に対するお見舞いを申し上げました。海水の温度上昇により北海道でも台風が到来することに言及されました。水野会長が子供のときの思い出を語り、昭和30年代に網走を離れて昭53年に約300名の会員から東京網走会が始まった歴史を振り返りました。総会ご案内の裏面に掲載の「ふるさとニュース」が評判との話もありました。高齢になり体が思うようにならず出られない方も増えて来ている現状をふまえて、若い方に期待するとの話もありました。今日の懇親会は、参加者同志、声を掛け合って楽しいひと時をすごしてくださいとの挨拶がありました。

 

 ついで、大西事務局長が平成27年度会計決算報告、新年度予算の承認等について説明があり、会計監査の中西さんの方から、平成27年度会計決算報告が適正であったとの話しがあり、全員の拍手で承認されました。

 

 続いて、大西事務局長から新役員の紹介があり、新監査役として斎藤正人さん、新幹事として大高誠司さんが新任され、お二人の自己紹介がありました。

 

 その後、司会の下谷さんより網走から水谷洋一市長を始め市議会議長及び市議会議員、商工会議所から尾崎行雄専務理事、北海道東京事務所から近藤副所長、そして佐藤伸弥道議会議員、その他各地のふるさと会等総勢24名の来賓紹介がありました。

 

 東京網走会名誉会長の水谷網走市長から来賓を代表して挨拶がありました。今年の北海道は、台風が続けて3回も来て激甚災害指定にされたが網走は被害も少なく済んだとの話がありました。

その後、網走の話題を紹介。

1925日に「オホーツク網走マラソン」が開催され、2,000名近くの参加があった。昨年9月に初めて開催された網走マラソンが「全国ランニング大会100選」に選出された。景観、食、マラソンコースが良いとの評価で選出されたとの事。参加者の家族も来られるので、経済効果も期待。

2)ふるさと納税のご利用の方にCCでメールを送ってしまい、送り先のメールアドレスをすべて知られるミスがあったお詫びの話があった。ふるさと納税は、9か月で6億円の「ふるさと寄附(納税)」が集まり好調。納税は、子供や障害者のため、また、サッカー遠征費(バス代金など)などスポーツ振興に活用。

36月にはリオ五輪出場のラグビー男子セブンズ日本代表が網走で合宿。ナショナルトレーニングセンターとして活用。

4721日〜820日まで「第5回オホーツク網走サマーイルミネーション」を開催。約13万球の光が観光客や市民の目を楽しませた。

最後に、東京網走会の益々の発展と、東京網走会の皆様のお力をいただき、網走へのご指導、ご支援をお願いしたいとの挨拶がありました。

 

 ついで、山田庫司郎市議会議長からの挨拶があり、市長と共に参加させていただいたことに感謝。北海度の気候の変化でこれからが不安なことや「ふるさとは遠くにありて思うもの離れて良さを思い出す」との話がありました。今日は、時間のある限り楽しませていただくと東京網走会の発展と協力を期待しての挨拶となりました。

 

 司会の下谷さんから総会の閉会挨拶があり一部の総会は終了しました。第二部は、司会を斎藤さんに代わり懇親会がスタート。

 

 最初に、佐々木玲子市議会副議長が乾杯の音頭の前に、特別抽選会に副議長賞として「網走私史」の本5巻セットを用意したので読んでもらいたい。そして、懐かしく思っていただきたいとの話があり、その後、乾杯の音頭で懇親会が始まりました。

 

 ついで、北海道東京事務所副所長の近藤裕司さんから挨拶があり、管内の台風被害状況や「アンテナショップどさんこプラザ」の紹介がありました。103日には8階で「どさんこ交流」があり、北海道への移住の説明会など行われた話もありました。東京網走会が末永く繁栄されることを期待しているとの挨拶がありました。

 

 それから、佐藤伸弥北海道議会議員より挨拶があり、「おばんでございます」との懐かしい挨拶がありました。

 

 その後、網走市企画総務部企画調整課の北村幸彦企画係長から「ふるさと納税・応援人」事業のお話がありました。

 

 続いて、網走市水産港湾部水産漁港課の竹岡亮漁政係主事から「網走通販カタログ募集」を通して「網走の水産物」の紹介がありました。

 

 ついで、網走市教育委員会社会教育部社会教育課 生涯学習係主事の猪股路子さんからは、「第2回ふるさとアートフェスティバル」に参加した網走出身や網走にゆかりのあるアーティストや様々な分野で活躍されている方の紹介がありました。シンガーソングライターの三浦一人さん、シンガーソングライターの花神由季(通称チャーモ)さん、ドラマー(ロックバンドNICOTINEのドラマー)の手島篤さんの紹介がありました。皆さん、網走の大好きなアーティストとして益々活躍されることを期待しています。

 

 司会を中西さんと松原さんに交代してくじ引き抽選会がはじまり、はずれなしの3角くじでは、A(いくら醤油漬)B(網走産しじみ)となりました。司会の中西さんから自分のほしいものがあったら「ばくってください」と、懐かしい方言が聞けました。3角くじの内容が決まったあとは、恒例の特別賞抽選会です。網走市長賞「いくら醤油漬け」5本、「オホーツク大地セット」5本、市議会議長賞「ソフトホタテ」7本、市議会副議長賞「網走私史(5巻セット)」2冊、水野会長賞「マルサ食肉店ジンギスカンセット」3本、志村相談役賞「技術雑論集 パート210冊、こ豆賞(提供:小田島司氏)「コーヒー豆セット」5本、網走水産加工物賞7本と例年になく当たる本数が増えました。会費の領収書の番号(名札にも記入)により抽選して当たるので、その番号が呼ばれるたびに喜びの声や落胆のため息があり、一喜一憂しました。

 

 抽選会で盛り上がる中、バイキング形式の食事をいただきながら、久しぶりに会う同級生や先輩、後輩と或いは、網走から来られた市長以下、皆さんと和気あいあい楽しく懇談が続けられました。話しているうちに、高校時代の部活の後輩だったり、父の知り合いだったりと楽しい出会いもありました。これが、東京網走会の良さであり、楽しみでもあると実感しました。

 

 最後に有南副会長の閉会の辞があり、その話の中で第37回東京網走会総会参加者が60歳以上75%、605010名、50歳以下が10数名が出席と紹介。新幹事の大高誠司さんが41歳と心強いとの話がありました。また、オホーツク会のボーリング大会に貢献している勢籏さんを紹介。三本締めで無事に第37回東京網走会の閉幕となりました。

 

 解散が名残惜しそうに話されている方もおり、出口でこれも恒例の網走の「詩季あばしりカレンダー」に、サッポロビール様よりご提供の「麦とホップ」、「網走の天然水」、「網走タイムズ」、「LOVEあばしり」などをお土産にまた、来年の再会を誓い合ってお開きになりました。

 

 今回は、水野会長陣頭指揮のもと大西事務局長、清水副事務局長以下幹事の方を含め、各役員がそれぞれの持ち場で活躍され、無事終了することができました。役員の皆様、お疲れ様でした。

 今回の総会も無事開催することができました。来年の第38回は、益々、新しいメンバーが増える東京網走会総会・懇親会にしたいものです。来年も盛大に開催しましょう。

 

(文責 幹事    働々 敏明)
(写真 副事務局長 清水 英雄)
(編集 網走通信員 高橋 和憲)