▽第39回東京網走会開催！
10月9日（火）、新宿京王プラザホテル南館４階・扇の間で第39回東京網走会総会・懇親会が開催されました。
穏やかな秋空のもと来賓を含め総勢120名を超える参加者が集い、無事に終了することができました。
受付に、「北海道胆振東部地震」の義援金箱を設置し、会場内はオホーツク地域の魅力を発信する「オホーツクール」アンバサダー（大使）・カーリング女子チーム「LS北見」のポスターや網走にゆかりのあるアーティストの情報、網走市水産港湾部水産漁港課が水産物、特産品などをPRする展示コーナーがあり、網走の魅力を再確認しました。
司会の下谷幹事が、｢平成最後の総会になる｣と述べ、第39回東京網走会総会の開会を宣言しました。
総会開催の冒頭に水野会長が挨拶、来年は40回目の総会を迎えることになり、諸先輩に築いて頂いた総会を盛大に開催出来ることに謝意を表しました。40年の歴史には様々なハプニングが
あり、新旧交代もあった。20年前は150名ほどの参加だったが現在は100名から90名と減少し、高齢化や少子化の影響が考えられる。これから新しい時代の絆を模索しなければならない、若い人の参加を呼びかけ、ふるさと出身者の学生を無料招待したり、故郷にゆかりのあるアーティストの参加を呼び掛けたりして、実を結んできたように感じる。東京農大のオホーツクキャンパス卒業生が東京で活躍されており、東京網走会の新しい息吹を感じる。若い力には良き網走魂をベースに活躍して頂きたいと期待を寄せ、東京網走会もその一翼を担いたいとの言葉がありました。最後に、ふるさと出身者の学生の無料招待をPRして頂きたいとお願いがあり、若人と新しい絆を大切にし実績を積み重ねたいと、挨拶を締めくくりました。
水野会長
大西事務局長が平成29年度会計決算報告、新年度予算の承認等について説明し、会計監査の斉藤正人さんから決算が適正であったと結果報告し全員の拍手で承認されました。
大西事務局長から決算報告 斉藤会計監査から適正報告
来賓は水谷洋一網走市長、工藤英治市議会議長、市議会議員、北村譲二商工会議所会頭、近藤晃司北海道東京事務所長、佐藤伸弥道議会議員ほか各地のふるさと会から総勢26名で、司会者から来賓紹介がありました。
来賓を代表し、名誉会長の水谷網走市長が「おばんでございます」と恒例の北海道弁から挨拶、以下の通り網走の話題を紹介しました。
1）1ヶ月前の北海道胆振東部地震による2日間停電になった被害状況報告があり、観光産業が70〜75％に割り込み、観光客が減少。旅行に戻っていただきたいと訴えた。
2）昭和39年に網走市新庁舎として建てたが54年経っているため議論。震度6〜7に耐震基準を満たすか心配で、どのようにするか検討中。
3）ラグビーW杯来年開催されるが、フィジー代表チームのキャンプ地に内定。一週間前に日本も代表チームの合宿先として宮崎と網走が決定。などの話題を紹介して網走の発展させる決意も表明しました。
最後に、東京網走会が益々発展し、会員の皆様に尽力をいただき、網走へのご指導、ご支援を今後ともお願いしたいと挨拶しました。
水谷網走市長
工藤英治市議会議長は、市長と共に1年のご無沙汰で皆様が健康で何より、いろいろなご縁で参加させていただいたと、謝意を述べられました。会員の活躍と東京網走会会長、役員に敬意を評したあと、古代遺跡の話を通して網走の豊かさにふれ、夏だけでも網走を居住地にしてはと誘い、東京網走会の益々の発展を祈念すると挨拶しました。
工藤市議会議長 会員各位
総会閉会のあと、第二部の懇親会は、司会が下谷幹事から斎藤幹事に交代し、渡部眞美市議会副議長の乾杯の音頭で始まりました。
渡部市議会副議長
続いて、近藤晃司北海道東京事務所所長、佐藤伸弥北海道議会議員、北村譲二網走商工会議所会頭より祝辞がありました。
後藤利博網走市観光商工部長から「おいしい町網走」へのふるさと納税が6億4千万円に達したことや、東京や横浜などで観光PRイベント開催のお知らせがありました。
網走市企画総務部企画調整課の佐々木司係長からは「応援人」事業の話がありました。網走応援事業として網走のPRをしている方を申し込み募集しているとのことです。
網走市水産港湾部水産漁港課の吉竹優人漁政係主事は「網走の水産物」の通販カタログで多くの注文をいただいたが、カタログを終了したと報告、今回は抽選会用に水産物の詰め合わせを用意してあり期待していただきたいとの話がありました。
網走市教育委員会社会教育部社会教育課の高村純一主事から、芸術文化合宿の取り組みについて、書道・美術・音楽や「四人展」開催で市民と交流でき、有意義だったこと、「ふるさとアーティストフェスティバル」に参加した網走出身者や網走にゆかりのあるアーティスト、様々な分野で活躍している方々の紹介がありました。
琴奏者の木田敦子さんは、3歳の時から琴を習い、琴、三味線、尺八のユニット「Den3」で演奏活動中。
シンガーソングライター三浦一人さんは、キーボードを弾きながらオリジナル曲を歌い、働きながら週一回のストリートライブでファンを広げてホールコンサートを開催。
クラリネット奏者澤目未樹さんは、斜里町出身で4名のグループ「アクアミューズ」として活動。STORM（ストーム）はキーボードのみやび（石田 雅）、ヴァイオリンのソング、チェロのさおりからなる京王プラザホテルでも演奏したことのあるミュージシャングループの自己紹介がありました。
日本画家の長谷川誠さん、書家の諸留大穹さん、シンガーソングライターの工藤忠幸さん、シンガーソングライターの牧野公美さん、浅草芸者の坂東叙子さんの活躍も紹介しました。
観光商工部の二宮直輝参事監から「元気です網走観光PR」の活動を紹介。
皆さん「元気です網走」のプラカードを掲げながら観光キャラバンとして代々木、銀座でキャンペーン、メディア報道でPRするなど様子を紹介。FM北海道の千葉ひろみさんが観光大使として東京で網走のPR活動をしているとの話もありました。
東京で網走観光ＰＲ
「オホーツクール」PRとしてオホーツク総合振興局地域政策課の水口まち子主査から、石川県生まれですが網走水産試験場に就職して網走に移住、2月からアンバサダーとして「オホーツク」をPR活動する。「オホーツクール」PRとして女子カーリング平昌オリンピック銅メダリストの「ロコ・ソラーレ」をアンバサダーとして迎えて活動を展開。駅だしパネルや池袋サンシャインでイベント参加やポスターを貼る所を募集していると話がありました。
北山美里幹事から「LOVE網走」ミニコミ紙の話があり、サポータの申込みを会場入口で行なっていること、会員になると12月に10部「LOVE網走」を郵送する。友人、知人に渡していただきたいとお願いがありました。
司会が中西幹事と北山幹事に交代し、くじ引き抽選会がはじまり、はずれなしの三角くじは、A（オホーツク産帆立の貝柱）、B（網走産しじみ1Kg）、C（いくら醤油漬200g）に決まりました。三角くじの賞品が決まったあとは、恒例の特別賞抽選
会、網走市長賞「いくら醤油漬け」5本と「野菜の詰め合わせ」5本、網走市提供「網走水産物詰合せ」5本、網走市議会議長賞「帆立ソフト貝柱」7本、水野会長賞「ジンギスカンセット」3本、こ豆賞（提供：小田島司氏）「コーヒー豆セット」5本、網走商工会議所賞「東京—網走の往復航空券（お一人）」1本と期待度アップの抽選会になりました。会費の領収書の番号（名札にも記入）により抽選して当たるので、その番号が呼ばれると飛び跳ねて賞品を取りに行く方もおり、喜びで溢れていました。なかには、番号がニアミスでがっかりしている姿も見受けられました。誰もが欲しがっていた網走商工会議所賞「東京—網走の往復航空券」は、櫻田一男さん（元プロレスラーのケンドー・ナガサキ）がゲットしました。
抽選会が盛り上がる中、バイキング形式のおいしい食事をいただきながら、久しぶりに会う同級生や先輩、後輩と或いは、網走から来られた市長以下、皆さんと和気あいあいの懇談が続けられました。偶然隣りになり話しているうちに、高校時代の後輩や職場が近いなど新しい出会いもありました。名刺交換もあちらこちらで見かけました。若い方との交流は新鮮な感じがあり、良い刺激になります。益々、親睦の輪を広げて行きたいものです。
水谷網走市長、佐藤道議と若者たち♪
最後に有南副会長の閉会の辞があり、北海道150年記念に触れ、自分の年齢がその半分75歳になったとの話。良い時代に生まれたと話され、普段から身体を鍛え100年時代を一緒に歩みたいとアピール。来年も元気で再会しましょうと三本締めで無事に第39回東京網走会の閉幕となりました。
解散が名残惜しそうに話されている方もおり、出口で「網走市勢要覧/提供 網走市」、「サッポロビール麦とホップ350ml」に「オホーツクールグッズ/提供 オホーツク総合振興局」、「網走タイムズ」、「LOVEあばしり」、「脱獄王豆せんべい」「サッポロライオンの割引券/提供 サッポロホールディングス」などをお土産にまた、来年の再会を誓い合ってお開きになりました。
今回は、水野会長陣頭指揮のもと大西事務局長、清水副事務局長以下幹事の方を含め、各役員がそれぞれの持ち場で活躍され、無事終了することができました。役員の皆様、お疲れ様でした。
今回の総会も無事開催することができました。来年の第40回は、記念になる思い出がいっぱいあふれる東京網走会総会・懇親会にしたいものです。来年も盛大に開催しましょう。
写真集のリンクは以下でお楽しみください♪
https://www.youtube.com/watch?v=XFd91kPacz8&t=10s
（文責 幹事 働々 敏明）
（写真 副事務局長 清水 英雄）
（編集 網走通信員 高橋 和憲）
