「鎌倉散歩」 (その25)   得田 皓則 

 流鏑馬神事(鶴岡八幡宮)

 今回は鶴岡八幡宮の流鏑馬神事をご紹介します。鶴ヶ岡八幡宮の秋の例大祭でも最も人気のある流鏑馬神事ですが、今年は916日日曜日に行われました。たまたま日曜日に当たった為もあり、立錐の余地もないほどの混雑でした。なかなか思うような場所を取れず、良い写真が難しかったのが残念です。

 流鏑馬神事は、文治3年(1187年)815日鶴岡八幡宮方生会に際して、源頼朝が流鏑馬を催行したしたことに始まると言われています。800年の伝統を受け継いで、鎌倉時代の狩装束に身を包んだ射手が、馬で駆けながら馬場に設置された三つの的を射抜く勇壮な神事です。今年は弓馬術礼法小笠原教場宗家により奉納されました。

先ずは射手の入場です。

準備完了の合図をする白扇
いざ、出陣
見事命中!(但し、ピンぼけでよく分かりませんが)
(了)