「鎌倉散歩」 (その48)   得田 皓則   


◎逗子マリーナ
 逗子マリーナは鎌倉市材木座に隣接した、湘南地域屈指の高級リゾート施設です
西武グループが開発した鎌倉霊園の残土を埋め立てに利用して開発された高級リゾート施設で、1971年に開業した。1970年代から80年代にかけてバブル期には東京からも近い高級なマリンリゾートとして大変人気があり、映画やテレビの舞台にもなった。その後、バブル崩壊とともに西武が倒産し、アメリカのリビエラカントリークラブなどを持つリビエラファシリティーが買収した。
現在は高級リゾートマンションとヨットハーバー、レストラン、結婚式場、スポーツクラブ等が併設された総合マリンリゾート施設ですが、この界隈からは富士見どころとしても絶好の場所になります。
(逗子マリーナのある逗子市小坪港のすぐ上の大崎公園から見た逗子マリーナの全景と湘南海岸、江の島から富士山)
 このリゾートマンションでは川端康成が昭和47年仕事場にしていた一室で命を絶った事でも知られています。
 ヨットハーバーには高級なヨット、クルーザー、ボートなど280艘が係留・保管されています。
(係留されているヨット、クルーザー)
 また、結婚式場・レストランは海にせり出し、晴れた日には富士山や葉山港、江の島などが見えるので、若い人に大変人気があります。土曜、日曜、祭日には鎌倉駅から無料バスが運転されています。
(逗子マリーナのすぐ前から見た江の島、稲村ケ崎と富士山)
(逗子マリーナの鎌倉側から見た江の島、稲村ケ崎と富士山に手前の岩礁は鎌倉時代の船着き場跡の和賀江島)

(了)