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 東京網走会のホームページ

東京網走会水野智生会長あいさつ

     東 京 網 走 会 に 想 い を

新春を迎え心からお喜び申し上げます 2019年 元旦

 今年は東京網走会の記念すべき第40回総会懇親会 の開催に当ります。この歳月は大変長いものです。ここまで年輪を刻むことができたのは会員の皆さんの熱い思いと、ふるさと網走の暖かいご支援の賜物と心から感謝しております。

 昭和五十(1975)年頃から旧網走支庁管内にふるさと会が立ち上がり、首都圏在住の仲間が集いました。当時の新聞記事によると高度経済成長期らしく企業誘致、学園誘致という記事が目立ちます。それぞれのふるさとが活発な活動期でした。網走市も同様で、経済や教育レベルの向上を目指しておりました。

  こうした市当局の努力と諸先輩方との情報交換の場として当会が一役を担っていたようです。企業誘致も進み、更に東京農大のオホーツクキャンパスも大きな成果の一つであります。
 しかし時が進むにつれ「少子高齢化」「地方再生」等の社会環境の変化を示すフレーズが論議される昨今です。
 私も諸行無常が実感できる年齢になりました。平たく言うと、日々は変化を感じないが振り返ってみると色々なことが知らず知らずのうちに変わっていると言うことだと思います。

 さて、本会も発足当時の会員は300人ほど出したが、現在は1200人を超える大所帯となりました。40年間の延べ会員数も1900人を超えています。
最盛期は平成初期でした、懇親会の会場は150人ほどの会員で溢れ、ふるさと網走からの大勢の来賓もあり、大変な賑わいでした。記念写真も自分の顔を見つけ出すのに苦労したものです。しかし昨今は参加者の減少が続いております。
若い方への呼び掛けを怠っていてこともあり、ふるさと会は「老人の集まり」と思われていたようです。
多くのふるさと会の最大の課題は会員の高齢化と減少であります、残念なことに当会も同様の課題に直面しております。
ふるさと会の成果は参加者が多いことだけで判断できるものではありません。少人数の集いも家庭的な雰囲気で心和むものがあり、それはそれで良いものだと思います。

 しかし参加者が多く、盛会であることが期待されております。
改革の試みとして数年前から若い方を招いて彼らの活動を紹介しております。世代を超えた交流を通して東京網走会が発展することを願ってのことです。
若者との交流により、若い方のエネルギッシュな姿に触れ、長老の方も顔をほころばせ、年に一度の懇親会の集いが活気にあふれ楽しい雰囲気に変わりつつあります。参加者数の回復には及びませんが。
 生地を離れた者はふわふわと風に舞っているようでもあります。

 喜寿を迎えた私も若いころは東京で根なし草の寂しさを感じたものです。しかし故郷を離れても根っこは当然網走にあると思うようになりました。人生で一番大事な少年期を過した故郷にこそ根っこがあり何時までも大切にしたいものです。そして東京網走会が根っこを絆として世代を超えて続くことを切望致します。

 さて、本年は平成から新年号に変わります。東京網走会も新しい方向を探り、時代に即したふるさと会を目指してまいります。
皆さん今年も良い年になりますように、ご自愛ください。更にふるさと網走の発展を祈念致します。
                                2019年元旦 
                         東京網走会会長 水野智生


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