若い世代の参加と、ふるさと情報発信のために
東京網走会五代目会長 (網走南ヶ丘高昭和38年卒)大西秀弼
この四月水野前会長のご退任に伴いその後任として東京網走会の会長を担うことになりました大西秀弼です。
私は平成12年、はじめて幹事としてお手伝いをしてから、早20年になります。
本格的に会の運営に携わったのは、10年前、当時水野事務局長が4代目会長になられたのを契機に、当会の事務局長を引き受けたのが始まりです。
当会は昭和53年10月に設立総会が行われ、途中2回の中止を行いながら本年で41回の歴史をつないでおります。当初の記念写真を拝見すると画面いっぱいで会員の顔がわからないくらいの盛況であったようです。事務局長を引き受けた21回当時は会員数約1400名でしたが、40回には1250名と減少しております。会員の総会参加者は100名程度になり、招待者を入れて120名をなんとか維持してきました。その間会員は毎年10名程度の初参加者を加えては、30名程度の訃報、不明者と会員が減少しております。若い会員を増やすにはいかにして東京網走会を認識してもらい、興味をもってもらうかが課題でした。34回当時、網走市では第1回「ふるさとアーティストフェスティバル2013in網走」が行われていました。パンフレットを見ますと東京近郊で活躍している人々の多さにびっくりしました。この情報を活用すべく市の協力を頂いて出演者を招待いたしました。13人のアーティストの参加が有り、いっぺんに雰囲気がかわったのを覚えております。その後毎年3〜4名のフュスティバル参加者が出席しております。それを機会に多少ですが、若い方が出席するようになりました。
平成元年に東京農業大学オホーツクキャンパスが網走に開校して30年経ちます。数年前から東京網走会をPRしてまいりました結果38回から東京農大オホーツクキャンバス出身者が参加されるようになりました。昨年の40回では開校当初から教鞭をとられていた名誉教授が出席され、若者招待で出席の教え子と再会もありました。東京農大が網走にオホーツクキャンパスを開いて30年、やっと網走を第二のふるさととして一緒になれた感があります。
会員が1250人おりますが総会・懇親会に出席の方は100名足らずです。総会案内と同時に網走の1年の主な出来事を「ふるさとニュース」として会員に届けております。毎年約半数の600名ほどの会員からふるさとニュースのお礼が来ております。これが会員とふるさと網走を結ぶ架け橋の一環になればと思っております。当会に会費はありません。「ふるさとニュース」を通じてふるさと網走と東京近郊に住む網走にゆかりのある人々を結んでいます。若い世代も参加が出来るそしてふるさとの情報をより多くの会員にお伝えできる会にしたいと思っております。
総会は毎年10月に行われています。毎回網走市からは名誉会長の水谷市長はじめ職員の方々、市議会から議長・副議長が出席され、市の近況等を伺い交流を深めております。今年は新型コロナウイルスの関係で残念ながら休会となりました。来年は皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
東京網走会 会長 大西秀弼
(網走南ヶ丘高等学校38年卒) (03‐3917‐7752) 2014年新年あいさつへリンク